中本の取り組み
再生可能な森づくり
近年、世界中で深刻な問題となっている「地球温暖化」。
そんな中、地球温暖化防止対策の一環として、森林保全・整備のより一層の推進が求められています。
愛すべき郷里・広島県吉和村(現廿日市市)でスギの穂苗を植え始めて、約60年。
私たち中本造林ではこの美しい森を守り育むことにより、地球の伝統や文化を伝承し、さらにはこの美しい
地球の未来を守り不変の共存をしていくために、
植林から販売までをトータルにとらえ、持続可能な森林経営に、より一層真剣に取り組んでまいります。
緑の循環
1.植林
2.育林
3.伐採
中本造林では近年、より高品質の木材を生産するために、
対象区域の樹木を全て伐採する「皆伐」を止め、100年伐期の林業経営を目指しています。
4.製材
5.乾燥・加工
6.販売
再び造林作業に還元されます。さらに家を解体する際には、古い木材の一部を再利用することができます。
SGEC「緑の循環」認証会議に認証されました
中本造林は2006年にSGEC「緑の循環」認証会議に認証されました。SGEC森林認証制度は日本の森林管理レベルの向上を図り、豊かな自然環境と持続可能な木材生産を両立させる健全な森林の育成を支援するシステムです。SGEC森林認証の基準は「持続可能な森林経営」という考え方に基づき、わが国の実情に合わせてつくられた国際性をもつ基準です。
クリーンウッド法への対応について
クリーンウッド法とは?
本法は、国の調達物品に限らず、民間取引の物品においても、合法伐採木材の利用を促す法律で、木材関連事業者により、取り扱う木材等の原材料となっている樹木が、我が国または原産国の法令へ適合しているかの確認を行い、合法性が確認された木材および木材製品の流通や利用の促進を図ることを定めています。
当社のクリーンウッド法への対応
当社は合法伐採木材等の利用を確保するための措置を、適切かつ確実に講ずる者として木材関連事業者登録(第1種、第2種)を行ない、さらなる合法木材の利用促進に取り組んでいます。
当社はクリーンウッド法が定める「登録木材関連事業者」への登録を行ないました。
エコリーフ環境ラベルプログラムへの参画
当社では、2019年初めよりエコリーフ環境ラベル・カーボンフットプリント(CFP)の取得に向け取組んで参りました。
2020年4月本社(栗栖工場)と徳島工場で生産している主力商品の1つ焼杉(素焼、ブラシ仕上げ、浮造り)において『木質外壁材』としては業界初のエコリーフ(国際標準規格ISOに定めるタイプⅢ環境ラベルISO14025に準ずる)並びにCFPの取得をすることが出来ました。
今後とも環境に考慮し、SDGs、ESGなどの国際的な指針に沿った製品づくりを心掛け、定量的環境負荷データーの情報開示を行いながら国産材無垢製品の拡販に取り組んで参ります。
エコリーフ環境プログラム公式サイト
エコリーフ環境ラベルプログラムとは?
エコリーフ環境ラベルプログラムとは製品の原料調達。生産。流通・使用・廃棄までにかかる様々な環境影響(気候変動、オゾン層破壊、酸性化、等その他の環境領域も含めた『見える化』する仕組みです。
カーボンフットプリント(CFP)とは?
カーボンフットプリント(CFP)とは製品の原料調達。生産。流通・使用・廃棄までにかかる温室効果ガスをCO2換算して『見える化』する仕組みです。
登録製品名称 | 認定証(PDF) | 登録番号 |
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建築用内外装部材 焼杉 / 素焼 (無塗装・国産材) |
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建築用内外装部材 焼杉 / ブラシ (無塗装・国産材) |
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建築用内外装部材 焼杉 / 浮造 (無塗装・国産材) |
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広島県立大学生物資源学部生命環境学科小林謙介准教授様の多大なるご協力を頂きましたことを改めてお礼申し上げます。
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